賀名生梅林
あのうばいりん

西吉野 南朝の里

 漢字をみて、あのうと読む人はいないでしょう。奈良県にある梅林では一番大きなもので、吉野の桜と同じように、口の千本から、奥の千本まで少しずつ時期をずらして約一ヶ月、2月下旬から3月下旬にかけて2万本の梅の花が咲き誇ります。あたたかい日には、「ほのかな梅の香」ではなく「強烈な芳香」に全身が包まれてしまいます。きっとこの香りで花粉症が治るんじゃないかと思えるくらい強力です。帰るときにはもう全身が、梅の香りに包まれて、実は私は梅の精じゃないだろうかと思えるほどです。梅の木は観賞用ではなく食用の果実をとるためのものなので、花は小さく色も、白か薄いピンクで、個々の木を見るとやはり観賞用の梅の花にはかないませんが、その数には、やはり圧倒されてしまいます。東雲千本というところがありますが、上から梅園を見下ろすと、まさに雲海そのものです。一周約5.5kmの周遊道(村道)を、鶯の囀りなど聴きながらゆっくり歩いて3時間。かなり坂道の急なところもあるので歩きやすい靴を履いていって下さい。
 近くに、南朝史跡公園、歴史民族資料館、伝承館がオープンしているはずですが、車の無い人にとっては交通の便が悪く、梅の花の季節以外に人が来るとは思えません。建設費はどこから出ているのでしょうね?梅の花の季節以外はきっと、とても静かな山里だと思われます。

交通  奈良・高田・八木・五條から、奈良交通バス 賀名生和田北口バス停下車すぐ

車 国道168号線 五條から十津川方面に約15分 観光駐車場があります

 宿泊は近くに施設が無いので、少し離れた温泉(十津川温泉など、いい温泉がたくさんあります)か、少し大きな町まで行ってのホテルになります。

それでは 賀名生梅林の写真をご覧下さい。

 

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