高山祭り |
飛騨高山(岐阜県) |
「祭り屋台」は全23台、国の「重要有形民族文化財」に1960年(昭和35年)指定 概要 京都の祇園祭り、埼玉県の秩父祭りと並んで日本三大美祭・日本三大曳山祭といわれる高山祭りは、400年あまりの歴史を持ち、春と秋の年に2回行われる祭りの総称で
す。17世紀中頃、この地の大名・金森氏が領民たちに年2回の楽しみを与えようと行うようになったといわれています。 どちらの祭りとも主な行事は、山車や、神輿が登場し、獅子舞、太神楽、雅楽、闘鶏樂、裃姿の警固などの行列が続く「祭り行列の御巡幸」、「屋台のからくり奉納」、「屋台曳きそろえ」、「夜まつり」などで す。闘鶏樂は、 一般にはカンカコカンの俗称で呼ばれ、鉦(かね)と締太鼓(しめだいこ)を頭上に上げ下ろし数十曲を奏しながら行進するものです。獅子舞は、氏子に保存会が結成され伝承されているもので、16曲の舞いからなる囃子と獅子振りの二人 一組の絶妙なるコンビネーションによる舞いで、「松原獅子・兵助獅子・徳兵衛獅子(松原兵助という人が編み出した振りだそうです)」などととよばれているものです。 閑話休題、高山の各家では、貧富を問わず祭りのために裃(かみしも)だけは持っているそうです。 屋台 祭りに屋台が現れたのは1718年といわれています。一位一刀彫りと呼ばれる彫刻のみごとな装飾がほどこされ
るなど、屋台が豪華なものになったのは、江戸時代、文化・文政の頃からと言われています。
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高山への交通
名古屋からJR特急で約2時間
東京(新宿)からは高速バスで約5時間
大阪(天王寺)からは高速バス約5時間
桜山八幡宮 祭り行列巡航
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高山祭り秋の屋台一覧
神楽台 |
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