伏見稲荷大社

稲荷神社総本宮

祭神   宇迦之御魂大神 佐田彦大神、大宮能賣大神、田中大神、四之大神

  

 

 伏見稲荷大社の由緒は711年(和銅四年)、渡来人豪族の秦伊呂巨(具)《はたのいろこ(ぐ)》によって開かれたと伝えられています。 伊呂巨が餅を的にして弓の練習をしていたところ、餅が白鳥となって飛び立ち、舞い降りたところに稲がたわわに実りました。伊呂巨はそこに社を建て、「イネが生った」 のでイナリと呼んだのが始まりだそうです。

 927年(延長5年)奏上された『延喜式神名帳』(全国に奉祀されている天神地祇、すべてを集録したもので3,132座を記録)には、全国の社中最高の格式である“名神大社” に列せられ、天慶5年(942)には早くも極位である“正一位”が奉授されます。

 室町時代の1468年(応仁2年)3月21日、応仁の乱により稲荷山が戦場となり社殿諸堂ことごとく焼失しました。 上・中・下三社別殿を造営し、この日仮殿に遷宮、初めて五社を相殿とします。その後、豊臣秀吉が伏見城を築城し、稲荷大神に信仰を寄せて本格的な修復をおこない 、境内諸社殿の整備はいちはやく進み、現代の規模にちかいものになりました。

摂社他

 田中神社「田中大神」、大八嶋社「四之大神」、白狐社「命婦専女神」、猛男社「須佐之男命」、下社・中社・上社神蹟 、他摂社・末社多数

ご神木(しるしの杉) 境内の杉の木の全て

 

大祭
四月二十日に近い日曜日 神幸祭
十月十四・十五日 秋祭

〒612-0882
京都市伏見区深草藪之内町68
  TEL 075-641-7331

 

伏見稲荷大社

一の鳥居
楼門
本殿
末社
神楽殿
白狐社
千本鳥居
奥社(奥の院)
荒神社
京都の夜景
一の峰
二の峰
間の峰
三の峰
境内点望