国宝
初代城主成瀬正成 |
沿革 犬山城は天文6年(1537年)現在の位置に天守が造営され、織田与次郎信康が城主になる。文禄4年(1595年)石川光吉、慶長5年(1600年)関が原の合戦の後小笠原吉次が入城し現在の犬山城のが出来上がる。その後、元和3年(1617年)に成瀬正成が城主になり、唐破風が増築される。以後徳川時代を9代にわたり成瀬家の居城とする。明治の廃藩置県で、廃城になったが、明治24年の濃尾地震で天守の一部や櫓、城門などがこわれ、明治28年に城を修理するという条件で旧犬山藩主正肥に譲られ、現在日本で唯一の個人所有の城になっている。昭和10年に国宝に指定、昭和27年に再指定されている。(他に国宝に指定されている城は姫路城、彦根城、松本城の三城だけ。) 別名の白帝城は、江戸時代の儒学者荻生徂徠(おぎうそらい)により唐の李白の詩からとって命名されたといわれる。 |
犬山城管理事務所 愛知県犬山市大字犬山字北古券65−2
交通
名鉄電車犬山遊園下車(新名古屋・新岐阜より3〜40分) 木曽川沿いを徒歩約15分
JR高山線鵜沼駅下車名鉄電車に乗り換えまたはタクシー
入場 9:00〜16:30 12月29、30、31日は休城