白樺湖 ( 長野県 ) | |||
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白樺湖(しらかばこ) |
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もともとは農業用水を確保するため建設された人工のため池だったそうな。太陽光で湖面の水を温めて農業用水として利用する『温水溜池』。なるほど、ため池とは知らなかった。冬になると、凍結した湖面に穴をあけて火鉢の横でワカサギを釣る様子が毎年のようにTVのニュースで放映されていた。釣ったワカサギをその場で焼いて一杯ヤル。いいですね。昔の私の憧れの地の一つでした。近年はワカサギの数が少なくなったそうで釣り客もいないとか。漁師さんが獲りすぎたのでしょう。水質の悪化も要因としてあったようです。釣りだけではそんなに魚の減少も無いでしょう。 建設工事は第二次世界大戦の戦時中に行われ労働は女性や学生が担ったようだ。敗戦色が濃くなったころ工事は中止、終戦後に地元住民らの協力を得て工事を再開し1946年(昭和21年)11月に完成、当時の長野県知事により蓼科大池と命名される。 日本経済の復興、成長ととともに、路線バスが開通し貸ボートやアイススケートなど観光目的で訪れる人々が年々増えていくとともに、地元の要望によるイメージ戦略として、1953年(昭和28年)蓼科大池より白樺湖へと改名される。 現在の白樺湖湖畔には国道152号やビーナスラインの整備とともに観光開発が進み、白樺湖を中心とした一大リゾート地として知られている。 白樺湖では貸しボート、遊歩道、周辺には美術館、遊園地、乗馬、スキー場やホテル、ゴルフ場など、(私が訪問したときはワカサギ釣りをしている様子はなかった)、近隣には蓼科温泉(蓼科高原)、車山高原・霧ヶ峰高原、女神湖、北八ヶ岳のロープウェイなどのスキー客にも人気の観光スポットがある。
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