大峯本宮
天河大弁才天社

 (天河大辨財天社・天河弁天・天河神社)

ご祭神
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
 ※市杵島姫命は辨財天様としても信仰される。
熊野坐大神
吉野坐大神
南朝四代天皇の御霊
神代天之御中主神より百柱の神

『天河村殺人事件』の舞台となった吉野・天河郷にある、
日本で最初の弁財天社

略縁起

 飛鳥時代に、大峯の開山が役行者(634-)によって大峯蔵王権現に先立って勧請され、大峯の最高峰、弥山(みせん)の鎮守(現在、奥院がある)として祀られたのが天河大辨財天社の創まり。その後、「古事記」や「日本書紀」の編纂を命じたとされる天武天皇(631-686)によって現在地、坪の内に社宇が建立されたとされる。

 弁財天は水・弁舌・才智・音楽・芸術・芸能・財宝の神とされ、天河大辨財天社に独自の神器、五十鈴(いすず・古来の楽器)が残存する事や、能面・能装束多数が現存、戦後、能楽や狂言の奉納が行われるようになり、芸術や音楽・芸能関係者の信奉が多いという。

所在地
 〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内107

交通
* 大阪から : 近鉄吉野線「大阪阿部野橋」駅から南大阪線経由吉野線「下市口」駅下車
* 東大阪・奈良・京都から近鉄橿原線経由で「橿原神宮前」乗換え、吉野線「下市口」駅下車
* 近鉄電車「下市口」駅からバス
奈良交通バス下市口駅から「中庵住行」バスで「天河神社前」下車すぐ
奈良交通バス下市口駅から「洞川温泉行」バス「天川川合」停留所下車徒歩約30分

 

大峯本宮
天河大辨財天社
写真

鳥居
太鼓橋
本殿
本殿内部
能舞台
斎灯殿
末社